クリニック(#28)
2004年11月06日(土) 新人戦対大清水 @大清水
コーナーキックから0-2になったところから見たのだが、対湘南戦よりは、少し栄光のサッカーができた時
間が長くなった、ということは言える。ただし0-4になってからである「から」そんなこといってもしかたがない
ではないかという見かたもあるだろうが、勝機をどこに見つけるかを観察している身としては、結論は「ゲーム
なれしていない」ということは百も承知であるわけだが、やはりね、という思いである。
1) まず、相手が「縦に」パスしてくることが見え見えという場面で「縦に」はしられる、というのが、よくわから
ない、むろん走り負けしているわけだが、どうやってそれを克服するか?どう言う練習するかといって、良い
練習などないわけだから、こちらの親心、試合を練習にしろ、というそれが生きない、というのは、裏をとられ
ているわけだがスピードに差はむろんあるものの、最初に、相手に「つきすぎているから」つまり先をとること
にばかり急いで、こちらと相手のスピードの「差」というものなどまったく計算にはいっていない、ということに
なる。
2) 次ぎには、1の場面だけでもなく、「からだ」をぶつける、守備をしなくてはならぬ、瞬間で、足先でいく
やつばかりだ、みんなそう言う意味では無だなサッカーやっている、「足先」で行くのは、むろん「からだがき
かない」からだがそういう原因を言っても、し方がない、おなじことである、つまりそういうだめなことを「試合」
でどこまで練習するか?ということが大事だからだ。←ここの2点が解決すれば、10%力量があがるだろう。
3) 先回も指摘したように、2試合続けて使った2トップではほとんど機能しないことがわかった。
←ここが解決して10%アップ
4) ハーフ3-5-2のハーフの攻撃時における、動き方指摘を受けて、少しは、対湘南戦よりはよいものが
でた、ただし
5) ウイングハーフがパスをねらっているということになっている、ウイングハーフはパスを出す、ハーフ機
能、10%20%なにがし、サイドでランする機能、残り「だから」興奮して、ランする機能をやらない、やれな
いということがわかる、ここはどうしてこのふたりがウイングハーフなのか?わからないところである。
6) ラインは別に、よくはないが、今の所は、こんなものだろう。オンリークリヤーしかやれない、というわけ
だ、だからといって、このラインに「パス」なんか要求できないでしょう、それだけは確かだ。
ここらへんを練習でこなして、その先に少し高級な問題があるなということであろう。
だからまとめれば
● ロングキックを蹴る練習をする、パス練習などしなくてよい
● ヘッドを練習する
● からだをぶつけた守り方を我が物とする
● 軽いタックルを厳禁、主にハーフ
● 裏をついてくるパスに走り負けない
こんなところだ。
それは前からそうなのだが、こうやって試合で「やはり」出る、それからラストの20分などは互角にやれる、と
いうこういう大清水の試合を「おちこんで」考えるのではなく、二重の意味で、つまり、「むろん駄目な点はあ
る」それだけではなくて「うまく、やれる時間もあったじゃないか」という、こう言う試合を「では選手はどうする
の?」という問いかけから、選手に努力を迫るしかないわけだ。それには、議論を広げず「上の●がポイント
だから」そこをつぶしていくのかどうかそこだけが、狭き門となる。
(記録:相川)