クリニック(#25)

2004年11月01日(月) 1000→1200 練習@栄光

グラウンドの一部、泥田であったので、フルゲームとはいいがたいが、それでもフルゲームの「なかで」こちらが与えたテーマのイメージは掴めたと思える。
どこがフルゲームらしい、が、またいまいち、現実性がなかったのは以下の点である。

1) ラインからのロング『蹴れば』すぐ相手ゴール前へ行ってしまう(ほんとうはそういうことはないだろう)

2) 統一、この日はラインがロングを蹴るなら、ハーフは当然こぼれをひろうという振るまいをしなくてはならない、しかし走る距離が短くて「すむ」が実際は、「ちがうだろう」スタミナ的にもつか?

3) 統一、ラインが蹴らなければ、ハーフが「足元」に受けに来る、そこはよかったが、3-5-2でやっているときウイングハーフの「もらいかた」これはまだ教えていない、から、うまくいっているとは思えなかった。
まーそれはあとで解決だろう

4) 前をむいたハーフが「中央」を見て、しかし、散らす、判断をしたとき、サイドが泥田だから、現実的な「散らし」はなかなかやれなかった。

しかし、一応、コアになるハーフに、パスの出し方を教え始めたので、「やっと」では散らした場合に、そとへ出て行くボールが(センタリング)として、「ゴール前に」やってこなければならない、ということを「言える」ようになった。
だから練習の最後に、2人1組で、クロス→ダイレクトシュートとした。

本日のテーマ:
1) ラインは相手をひきよせず、ロングをトップに蹴る。
2) 相手がラインにこなければ、つなぎを考える
3) ロングはアバウトになったからどうではない
4) ロングのボールの質はすでに導入した。トップはキープである。
5) そこから「前をむいた状態のハーフ」をつくりだしたいわけで、いったんハーフがもったら、そこから「ハーフのサッカー」だろうと、「はやく」だがいろいろなハーフからの攻撃のやりかたがあるのだから(それはひとつひとつ教える)しかし受けてであるトップがハーフ「からの」ボールを「もらうように」「動く」という基本が見えない(教えたのに)だからそこを強調した、結果少し出てきた。
6) ハーフから出るボールは結果として、ていねいなボールでしかない、アバウトであってはいけない。

しかし今までの栄光ではけっして「でてこない」ボール「も」トップにでてきた、佐々木からであり、あおきからであり、ありさわからである、彼ら以外「からは」でてこない、それが現実、かれらからでてくる「ことは、OKだが」だからといって、それだけで「勝機」をつかめるわけではない。そこから先もっといろいろの積み上げが必要なのだが。
(=ハーフの攻撃の中味、ひきだしの数をふやす)

ハーフライン上でのトップのあらまほしきプレイは「わかりやすい」まずまずできる、しかし前述したように、トップ下で栄光のハーフが前向く「なんてこと」体験したことがないので、「トップ」がいってみれば(ハーフライン上でなく)ペナのライン前で「どう動くか」ひどくセンスを疑うやつ「ばかりだ」むろん、ハーフライン上の仕事も大事だが、ぺナのライン前の仕事こそフォワードの仕事である。

ひとつにはハーフのセンスについていけない、それはそうだろう今まで、「そこらへん」がまったくとりあげられていない、わけだから、とくに佐々木がいささかふりなかっこう「からアウトで出したパスに無対応の今後あたり「が」「ちがうんだよね」とおもうわけだ、というのは、「でてくる」(パスが)という雰囲気は同時に「あいてにも出所はわかる、だから最後に相手にはじかれる」というのが、この先でてくるいわば「今、パス、出せているから」OK、OKとは言えないコーチの心配ごとなわけですると、出しては、もっと向上するが「(トップの)受けての「ぴりぴりした、神経のはやさ」というもの「こそ」要求されることだからである。で、それは「この今」でさえその芽のようなものは本来見えるわけである、
(それが見えないというわけだ)


(記録:相川)