クリニック(#19)

2004年9月02日(木) 練習1000-1200@栄光

テーマ:つなぎ(ラインプラスハーフまで)

4ゴールマッチ
追加:ハーフのパスアンドゴー

「うまくいった」とは言いがたい、理由は、ゴー「しない」ゴーする「くせのない」ハーフにあるというより、ラインのほうが最初のゴーする「ランナー」につられて、要は、ワンツーはしてしまう「悪癖」はついているが、2番目の選手を(最初のハーフがランしてできたスペースをみない、そこに気がついた、他のハーフを見ない))ということのようないんしょうである。

むろん、これは時間がかかることだから、この日で進捗がなくても、それはよいが、試合を観察していて「まったく」つなぎができないということには率直に失望した。

普通は、「どの段階」でもつなぎをやらせて、最初に、でてくる現象は

● 相手のトップにつめられて、ラインでつないでしまい、とられたり、見苦しい場面になる
  ←対症としては、MTGで言っただけだが、ロングを蹴れである。「蹴り」で相手を相手の陣地におしこむ、ということと「つなぎ」を「やってみようだが」そのモードのなかでも、ロング(蹴り)は「ある」ということをMTGで言ったように、覚えなければならない。

● そのうえで、「つなぎ」にこだわって、さらにでてくる現象が「ハーフにつけて」ハーフがパスミス、判断ミスしてとられて、自壊というやつである

ところがその二つ(でてはほしくはないのだが、出現することも、わかる)が「現象としてでているわけではない。中途半端に、スピードあげて「ボールを失わない」ではなく失ってしまっている。つまりは全然わかっていない、ということだろう。0-3めなどその典型というわけだ。

前回指摘したように「さとう」と言う選手がむしろ「ゲームを壊す」ということが、おわかりになったであろう。結局ボールはとまらない、ドリブラーだから、いつも相手とまあいのないところで「もらいたがって」キープできる場合も確かに」「ある」が、キープできない、ということに「自己反省」しないやつだから、より高いレベルで「ボールを失わない」サッカーができない、ということになる。むろん左サイドのドリブルばかりしたがる選手も、まったく、自分の、世界から脱け出せない、やつだから、パスゲームができないというわけだ。

で、そういうことが、例え、校内ゲームでも次第にわかってくるわけである。むろん、「つなぎ」モードを強制しなければ、そういう観察を得ない。つなぎモードを強制はするのだが、選手がその気になっていないので、まだうまくいかない、ただどんなときにも、悪いことだけでなく「良いこともあるので」多聞、佐々木があがりめのポジション「とるだろう」そういう予感は受けた。

となると、あがりめのところで考えることは、「中3でだれがあがりめ」ができるのか「負傷することが多いポジションなので」中3の「後継者」ひとり、それに、その中学生ではなく、佐々木が負傷したときに、代役だれがいるか、それ「から」考えを発展させていくことになる。その代役は佐々木が「試合に出るなら」ベンチあっため、ということでもない、青木は自分の考えでは、1枚さがって、ゲームメーカーか守備ハーフが適しているだろう、しかし佐々木がアウトの場合は、青木が「あがりめ」にでて、青木のホームポジションをうめるだれかが「ベンチからでてきて」もよい、というような思考でいくわけだ。

中3のあがりめはいつも「佐々木」に教えて行く事柄を同時に覚えて、まったくのコピーでかまわない当然その次の代のあがりめになっていくわけである。

依然「2トップ」の候補者は見られない。
ただ、かすかに前進したことは、佐々木「のための」練習はしない、できないけれど「佐々木」のための練習を一般練習のなかで、行うことが出きる。
ほかのハーフだれがやるのか?それもまだわからないけれど、ハーフの動き方に注文つけられる、すなわち「もうフリーにやるな」、というこれをやれ、というテーマをだせるようになるわけだ。

(記録:相川)