クリニック(#2)

2004年7月18日(日)練習@栄光、1500→1700


フルゲームをやった。

テーマ

1) サイドバックの縦蹴り
2) サイドバックのパスアンドゴー、パスするほうは、あがっていくサイドバックを生かせるボールを蹴れるか
3) トップは「ひとりだけ」が、タッチに流れればよし、ではもうひとりはどうするか?いまのところはそこまで、
ボールの流れを教えられない

ハーフのゲームをしだすと、とたんにミスパス、バカパスの連続、そのことをMTGで指摘、やめるように、いやしばらく封印。
トップが流れるという「が」さがってきている、小さな欠点だが、そこは無視した。理由は、自称トップではなくてトップ決めなければならないから。
いちどきになんでもやるわけにはいかない「から」きょうは、サイドバックがまっさきに「見につけるべき攻撃の」仕事のことをテーマにした。

基本は縦のロングと言い切っても良い、だめなところは、確かに、お互いにマークもサイドバックの追走も「ない」試合だから、サイドバックがハーフを見てもよいのだが、「簡単な話し」「蹴れない、蹴ろうという感覚もないのに」「いきなりショートを使った」ということである、つまりは勝負論だけでいっても、一番あいてに狙われやすい、仕事をしてしまう、というそういう危険な発想で練習ゲームにはいっていくわけだ、そういう一見なにもなさそうなところだがグラウンドでも言ったように、まず「蹴れるようになってくれ」である。蹴れる上で、蹴り先が「つまる」という判断を得て、で、誤解恐れずいえば、あしもとのパスの使用であろう。

だからそこの整理から始めたわけだ。
きょう伝え切れなかったことは、ではそういう攻撃を採用したとしたら、ハーフはどう動くかということであろう、明日はそこをやってみようかと、思う。約束がまずあって、約束のなかでどう、動きの基本をきめて行くかということである。むろんそんなことをやる体力、まったくない。そこは百も承知で、試合をやらせてサッカーへの興味と学ぼうという態度をみにつけさせる道しかないと、思える。

(記録:相川)