クリニック(#28)

2005年5月26日(木) 練習 1530-1700@栄光

アップ:ドリブル、テーマ、フェースアップ、切れ、例えコーン相手でも、自分のからだを切って行く、それをするためには、ボールに触れる足と、方向をかえていく足のふたつながらに、選手が意識していかないと、切れ、がいわばゆるくなる。

ゲーム:
1時間、やすみなしでやらせた。今は、スピードよりも、からだを、動かす、気力を先行させて、試合で動ける身体にすることが大事だろう。

戦術的には、妥当かどうかではなく、「動く、動けるために」フォワードをのぞいて3タッチ以内で、はやくパスをさがし、いいかたで言えば「ボールが」「はやく動く」わけだから、そのボールの動きに、かなうように「身体が移動していかなければならない」
ところがまだボールをかんたんに「なくす」やつがたくさんいるから、理想どおりに、ボールが動かない、別な言いかたしたら「ミス」を待って、そのとおりミスがでる、だからいろいろなランがあるが、1つの例として相手が、つなぎ始めたら、こちらのハーフは、守り方の戦術的観点に無縁に、「もどらなければならない」わけだが、
「相手が、どこかで初歩的なミスをしたら、その、徹底した、もどりが、ラクなところで、止まっても、よいというか」、つまりはレベルが低いわけだ。そうであると、試合を通じて、身体をつくると言う事が机上の空論になる、
だから「走れ、走れ」ではなくて、「しっかりサッカーやれ」ということになる、そうでなければ「ラン」の量があがらない。

たとえば、たかはしという選手ガいる、「うまい」のだが体型も幼児体型で、仲間からも「もっとはしれ」と「今の段階でさえ」文句つけられている、つまり、さきは「ないだろうな」という典型なのだが、そういう選手を「やめさせてしまうのは」「かんたんだが」そこを、こらえて「たかはし」でさえ、「こうじゃないか、ああじゃないか」といろいろ教えて行くわけである。部活動の実際。

あるいは「さとう」も少し、こちらのいうことに耳かたむけてきたところがある、しかしそれもまた「わかっていたことだが」3タッチ以内=ドリブル禁止だから、「さとう」のいつものスタイルと異なる、ついでにいえば、そのドリブル、ドリブルの右代表が、さとうだから「そうではない」サッカーをやると、とたんに、ほとんどのパスがミスパスであろう、という、そういうことが経験で、推定ついているわけで、むろん、「ここから」さとうの苦闘が始まるべきなのだが、そこへ行くのかどうか?それはわからない。
これも部活動の実際である。


(記録:相川)