クリニック(#20)

2005年4月23日(土) 練習 1330-1530@栄光


5対2、2人のバックのうちどちらかひとりの頭上をボールでぬいて、その相手の背中の裏へ、行く100試合に1回の技、だが副次的効果としては、ひととひとのあいだに、ボールが浮いているそれでもなお、やみくもにからだをはるのではなく、自分の、ものにしようとする、こころみに自然と傾斜していく、スキルを覚えるためには、よこからきたボールを浮かして、ストップしなければ、次ぎの技を「やめる」というフェイントすらできない。

そこに選手は集中していく。そうではなくて「ただとめてしまう」つまりスキルがふくらんでいかない=個人の
アイデアがふくらんでいかない、サッカー「って」ただボールをとめてしまうスポーツだと、つまらなくしていく、「死のくりかえし」を排除ということ。

8対8:
テーマ:ダブルオーバーラップ
テーマ:2トップの「ひとり」はサイドラインにでてきてよい、しかしどうつなぐか、いっきのロングであるかはべつに、残った、トップのさらに、遠い裏側がターゲットであろう、そこを「見る」そこに「だれがはいる」(残ったトップとそのはいる選手の協働などのぞむべくもなかったが、そこがねらい)

この練習ではバックはいないということの強調、徹底して、ひとつのサイドへはオーバーラップ、ダブルオーバーラップをかける(走る練習)しかし、選手の選択で、サイドが変わっても、むろんよい、仮に、右に人数かけて、ボールが左サイドにきてしまったとして、左サイド、「で」オーバーラップ、ダブルオーバーラップをかけたいわけではない、というかかけることは現実的ではない、

フルゲーム:
まだまだ「1対1」をしない、という意識の徹底がでてこない。これは=パスファーストということである、ただし、コーチからしたら頭にくる「ボールをさらして、1対1を始め出す」選手が、だいぶ下級の選手になってきた、つまり、だいたいの選手には浸透してきた。練習「さぼっている選手」「今までかくれている選手」「自分のからからぬけられない選手」そういう選手はあきらかに「過去にやってきているサッカーを、大胆にも、相川の前でだしてしまう」だからすかさず「そのアイデアはなんだ」という叱責を受ける。例により「でき」は文句はつけない、だからロングを蹴りたい、やつが、それがひ弱でも黙っている、しかしロングだろうかショートだろうが、すぐボールあいてにさらして、とられる「やつ」は怒られ出した。

それと今は例えば、45分フルゲームをやったのだが、「いつは」つなげ、「そうでなければ「蹴れ」というそのモード変更、一応選手にまかせている、だからその結果、つぎの現象がでてくる

1) ラインにプレス「かかってない」と「見た」ハーフは、ラインに、足元もらいに、「よってくる」しかしラインは「蹴り」選択ボールはトップに行ってしまう。ハーフの動きは、結果、無だ

2) そうではなくて、ラインもつなごう、と思う、しかし3-5-2の両ウイングがタッチにひらいているので、あきらかに、ハーフの数が足りない

3) したがいといえるかどうか、例えば、あおきなどが、エリアの2あたりからドリブルアップを始めてしまう(むろん注意、だがわかったかどうか?)ウイングハーフもはいって、パス交換をはやくが目標である。

4) そうやってつなぎながら、エリア3にはいって、例えば三浦、あしもとをもらいにくる、「判断」まだわかっていないから、エリア3からの攻撃(いろいろあるということを教えてやっているわけだが)とにかく遅い。ありさわ、起点もやはり確認したが「遅い」あおき 起点も「遅い」ささきは1枚うえにいるわけだが「遅い」さとうも「遅い」

5) もっとも、誰がトップをやってもよいということになっているわけだが、三浦あたりがいわば、出自ただしいトップなのだろう、しかしその三浦にしてから、先述するように、ボールを「ひきだす」はしりだしが遅いのだから、あとは推して知るべしで、いけだあたりも、どんくさい。だれもそのことを指摘してやらなかったから、いけだのところにいけばドリブルになって、こわれる。

ただあしもとには受けられないという意味では同じだが「今後」などは、エリア2からのロングは「裏」へいこうという、進歩は見られる。やってきただけのことはあるわけだ。
ささきはスペースへ飛び出して、第3フォワードをやるという、あがりめのひとつの機能は「わかりつつある」だろう。しかしトップ下で足元ボールを受ける、ということはできてこない。教えてうまくいくだろうか?


(記録:相川)