クリニック(#16)

2005年3月31日(木) 練習試合、栄光1-0藤峰藤沢、0-2平塚学園@栄光

新高1、高2だけのチーム(ということは)まだいろいろな、サッカー常識、浸透はしていないので、ある。「ので」どこから指導を始めるかは、また去年の6月、7月にもどるということになる。

1) エリア1、2からロング

2) エリア3では、言い方としては「パス」をつないで、すでに導入された戦術的アプローチをやってみる、しかし「ほとんどできなかった」ということは、結局そうなったたときの、ハーフのボールタッチのまずさ、フェイントのなさ、からだをつかってのパス姿勢ブロック等々がまだ「まずい」ということになる

3) むろん、エリア3で「なにをやるか?」とっさの判断が「でない」ということもある。結果カウンターを食らうということになる。

だがロングを使う、場合での、ヘッドのせりあいなどは、元気がでてきた。
個人的には、「たいら」あたりが、でてくるというのがよくわからない。教育的理由があるのならわかるが、「たいら」からだ、とボールの調和がないし、第2試合では、自分が足がいたんで、さっさとグラウンドから出てきて、その直後に、緊張していたゲームが0-1になった。まったくとんでもない話である。

ほかに目に付いたのは、「あがりめ」の戦術的ランが不適当なので、例えば、トップのみうらがまえをむきかけているのだが、「ドリブル」になってしまう、というのは、みうらにしてみたら、パスをしたくてもバックパスはしたくないわけで、ここらへんが、ランする、という部分で、わかっていない。その上で、縦に行く、ものに(オフサイドになるから)パスをするかしないかという、問題を解決ということになるのであって、そこがでてくるまでは、平塚のように「ばかなオフサイドトラップ」をかけてくるチームとやって、効果的に攻撃するということにはならないわけである。

あとはクロスをだせるだけの「まあい」はオーバーラップ、やダブルオーバーラップをかけ続けることで、でてきたのだが、それでもかんじんのキックがあと、10メーター足りない(それでも10メーター足りないわけで、30メーターということではないだけましだが)とくに結局は左から左を使わないとあがらない場面での迫力不足が目立ったわけでここに取り組む課題があるわけだろう。


(記録:相川)