クリニック(#6)
2005年2月12日(土) 練習 1330-1700 @栄光
初めての土曜日の練習である。
むろん土曜日の時間が長い「からと」いって、2時間30分、密度の濃い練習はやれない、というのが前提で
ある。
そこで、まず5対2を徹底てきにやった。
きょうのテーマはバック2人のあいだをドリブルでぬく、
目的は、「フェイント」とは「なにか」を覚えることである。
フェイントというのは、「相手の逆をとるためのいわばふるまい、行動である」だから、相手が「動く」「動かなけ
れば」フェイントはかけにくい、きょうは、2バックがドリブルを「警戒するように」動く「のだから」その動きの逆
をとるわけだ。
だからドリブルを「やる」しかし「やめる」ドリブルを「やろうとする」しかし「パス」するそういうようなことが逆をと
る、ということの、中味になる。
そういうアイデアがないために、パスが常に、棒のような、パスになるわけだ、ただし長くやらせていくと、次
第に、パスそのものが「うまくなっていった」
そのあと
1) 1から4までのエリアの説明をした、どのエリアではどのようなパスをだし、どのようなランをするか、という
だしてとうけての2人のアイデアの統一である。
2) エリア1にいる、ときの3バックが、プレスを受けているなら、3人の間隔を短くプレスがないなら、3バック
の外は、タッチにはる、という原則を説明
3) ラインがエリア1にいるなら、「ふりむけない」ハーフを使ってよいとした、しかしハーフは、そこでのしごと
の中味は外へ外へ、ラインをあがらせることである
4) 2)についてパスのテンポが大事だとした。
5) エリア2にいれば、2トップをスルーパスでランさせる、
6) エリア3にはいってくれば、わかりやすく、中央を活かすなら、足元、おとしだとしたむろんほかのアイデ
アはあってよろしい、サイド攻撃、ロングシュート展開等々すでにたびたび説明した。この足元へのパスに
ついて、こちらが要求する3番目のものへのおとしは「説明したが」きょうはまだできない
7) だから、逆パスはまだまだできない。
しかしだいぶサッカーらしくはなってきた。
だが反面このあいだまでのつみあげのなかで、まだコーチのアイデアが理解できていないものもいる。そうい
う選手は、だから、無目的なボールを蹴ってしまう。そういう失敗では無意味だ。
ここではなにをする、という考え方のなかで、それをトライしてその失敗ならよいが。
最後にクロス2本であがりをした。右は蹴れるが「左」は蹴れない
(記録:相川)