順天堂・専修らとのテストマッチ

2003年9月14日(日)

霞ヶ関から高速に乗って、連休で「どうなの?」と渋滞も考慮にいれて、1200キックオフのゲームだが、0930には赤坂出ていた。

浦安、出口で、デズニ-ランド行きの車が列をなしている以外は、楽走、幕張から東関道を走って、佐倉インターで降りる。
そこから先は、頭脳内臓ナビゲーターたよりで、成田街道を宗吾霊堂をめざして、行く。

ある、交差点でもうひとつ奥を右折すればよかったのだが、広い道を、以前東京学館酒々井に行ったときに走った道なので、どこかで左折すればよいやと、そのままの道なり、ガスがないのでエネオスのスタンドにはいって、満タン、「順天堂に、行きたいのだが、その先の交差点左折ですね」ときいたらそうだというので、そのとおりにしたら、JR酒々井の駅につっこんで、またもどってきた。

結局先ほどの、もうひとつ奥のという地点までもどって、あとは、順天堂大学キャンパスは「ここを左折」という案内板がでていたので、順天堂さくらキャンパスにとどいた。

天下の陸上部の競技場にOBの寄贈した情報板があって、そこに順天堂の陸上各種目で学内最高記録保持者という名前と記録が、リストになっている。
当然沢木選手の名前なども載っているわけだ。

サッカーグラウンドは土、フラット、ただここまでスポーツに気を配る環境なら、まわりに樹木でも植えればよいのにね、イタリアあたりそういうところは、うまい。
高い樹木に周囲を囲まれていると、グラウンドが狭く感じられて、サッカーに集中できる。

順天堂は土曜日に1軍が関東リーグで、国士舘に勝って、当然Aはこの日はオフ、ところが計30名ぐらいしか部員がいないので、この日、日本学園と対戦してくれるチーム一応2軍なのか。

まー良く走る大学生だが、走り方のなかに戦術的くふうが「ある」という意味では韓国晋州高校のほうが、はるかにこわい。
またフラット4だが、ここが、このごろ良く言っていることだが、フラットの崩し方、だんだん整理されてきた(相川さんの頭のなかで)ただ、相手のフラットのひきかた、あげかた、さげかた、そのやりかたの微妙なチームごとの差異により、こちらのとるべき、戦術的ランやらタイミングがまた微妙に違ってくる、それをいかに選手「も」わかっていくかだと、いうことを言い出している。
順天堂はかまえはフラットだがあまり「あげ」にこだわらない、こちらの攻撃がどんどんゴールに近接していくと、ラインを敷くということはないようだ。

相手の(でたらめだが)攻撃圧が強いので、自然にこちらの守備も相手に「あわせて」まずは走りあいに、負けない、フリーに走らせない、という単純なことを「やりぬいて」前半0-0、このまま「後半も、守り倒すサッカーやっても、無意味だろうから」として「後半は攻撃をさせる、」「ボランチの選手がひとり、土曜日の練習で負傷全治4週間だから、選手権に間に合わない」ので、ハーフの「人がえ」をした、ということは、中盤での、いろいろな意味合いのタイミングが当然、また「最初から」コーチの観察も必要、また選手もお互いを観察、判断、調整していく作業をはじめなければならない、ということだ「が」その部分での失敗を恐れずに、攻撃して勝ちに行け、といったら後半1-0でさらに大学生、無謀な縦攻撃をしたり、今度はパスかいってな、ちぐはぐな攻撃を続けてくれてこちらの守備には多いに勉強となった。
そのまま1-0で終わった。

キャンパスを出て右にまがればまた、成田街道で、なじみの蕎麦やなどもある場所知っているのだが、きょうは夜の8時から昔読売でストッパーで使っていた、ジョージ・トレドの結婚式を飯田橋でやるというので、それまで時間があくからと、左にまがってその途中のどこでも蕎麦やぐらいあるだろうという結果、間違った読みで、戻り始めた。

日本医科大学の前など、走って、そういえば「小林先生どうしてるかいな」などと思って、どこでも蕎麦やがあったら、ランチだと思っていたが、結局ランチにありつけたのは、小岩にもどってきてからであった。ビールにざる2枚。

翌日15日、グラウンドがあかないので、7時30分キックオフで、生田の専修大学グラウンドで、今度は専修大学を相手にテストマッチ。

専修大学のほうがはるかに上質なサッカーで、いくつかの反省ポイントがでてきた、ただし例えば、前半は0-4であるうち2失点はこちらのバックのやってはいけない、パスをカットされて、失点、いきなりコーナーから失点などあったが、点差以上に、専修の攻撃を「どうやってとめるか」というアイデアが「なく」要はいったん、専修が攻撃しだすとほぼ、こちらのゴール前まで「こられてしまった」

その理由はやはりこちらの攻撃の、さーどう言えば良いか、「とられかたの悪い攻撃」のしかたにあるのだろうと、思えた。

ボールロストをこちらのラインや低い位置にいるハーフが相手のプレスに負けていかにも、相手の「プレス」にはめられて、ロストということが目だった、ただし、相手のプレスも妙に、すこーんとはずれる場合もあって、そういう意味では外見的には、日本学園も中盤が「ある」
ただ、やはり、その中盤がなぜあるかという理由が、こちらの「ひとりのハーフの個人技から」でてくるもので、どんなにプレスがあろうが、こちらがプレスはずしを「しかけていく」というそういう(やってきた戦術、知っているはずの戦術)が見られなかった、
となると、表現でいえば、中盤での各自の動き方、ボールの受け方、に統一がなきまま、前半をやってしまったので、ただでさえ遅く不器用なこちらの選手が致命的ミスをしたという、ことだと今は解析している、したがって、相手はいろいろなところでボールをゲイン、そこからロングを(こちらの陣形が崩れているので)楽々ぶっぱなしてきて、そのあと鋭いドリブルとパス交換に先述のごとくこちらは何度もピンチになった。

後半の前、ミスパスした選手を詰った。

ミスパスが「出そうな生活態度、サッカーへのとりくみかただから」やはり「起こるべくして起こった」「どうするの、今から選手権にむけて変わるの?変われないだろう」「こういうチームに勝つために、いろいろ練習しているんだが」「どうしてそれをやらないの、なんでワン・ツーだけがやられているわけ」とそういうことである。

プレスはずしは去年ぐらいのテーマで、とくに今年の4月以降は、立ちあがり2トップにグラウンダーのロングを用いて、ラインでまわさせない、ラインでまわさない以上はライン→ハーフも頻度がおちて、またライン→ハーフをやる以上、前をむいているハーフにつけなければ「怒られる」、ハーフも「背中をあいてにむけてボールをラインからうければ」怒られるというような戦術の採用できていたわけだが、そうやると、そのたちあがりが過ぎて、一応スロウダウンすると「コマンドして」そこから先は普通に理屈どおり(とられてはいけない)というプレイに徹したモードに切り替えると、そのときにはもう相手も、プレスをろくにかけてこないというゲームばかりをこのところ経験してきたので、プレスはずしを忘れているところがあった。

後半、相手はまたもりさがったか手抜きかわからないが、こちらの中盤の「ぬけかた」に改善が見られて、まず1-4、2-4とそのさきでもフラット崩しが出てきて、5-4でひっくりかえしてもおかしくない、ゴール前シーンの演出ができた。
まーどちらにせよ、9月15日までは、「良い練習になった」

最初の試合が終わったのが9時15分前というのも凄い。
世田谷街道狛江のデニーズで、ブレックファースト、下高井戸に向かう、
FC杉並はきょうは中大杉並。
人工芝の下高井戸で、先ほどまで「ものすごいスピードのゲームを見ていたので」FC杉並のもやしのような1年生のプレイに呆然となる。

中大は4フラット「あがりも、さがりもしない」ずるずる「さがるだけの」奇怪なサッカー、他人事ながら「なんで高校生、こんなことしてるんだろう」と思う。

まーいいやである。2-0で勝ちだが、コーチの感情をかきみだすということがまったくないゲームであった。
(この項終わり)