フットサルビジネス&高校コーチの日々

5月11日(火)

横田基地にはMedical時代に何度か、基地のなかにまではいっていったことがある。

横田基地内の病院は、実際には防衛施設庁がそれを作った、なんでそんなこと知っているかといえば、当時、売り物であった、病人のための心臓モニターを LANでつなぐ、(例えば病室とドクターのいる、へや)のあいだで、コンピューターをつなぐ、つないで、病室にいる患者の生体情報を遠隔で、ドクターが知 ることができるように、することが顧客の希望である。

300メーター、離れていても、情報をワイヤーで、伝えられるというのが、そのころの企業の売り物であった、横田でもドクターがどこからか、病院の設計図 をもってきて(そこに防衛施設庁と書いてあった)、「ここから」あそこまで、だが「だいじょうぶかい」というようなやりとりをしたときに、妙に、病院ない の、隔壁が厚い、ということに気がついて、そのことをドクターに聞いたら、「そうなんだよ、この設計仕様はアメリカ空軍の規定によって、壁は厚いし、また ひとつの病室やら、治療室が(爆撃で)壊されても、建物全体が崩壊しないように、ことさらに、壁を多くしてある、という話しが印象に残った。

空軍的に言えば、横田のむこうには、北朝鮮や中国があるという感覚なのだろう。
横田からではないが、韓国の烏山(おさん)と言う、ソウルからも近い空軍基地から、仮に、アメリカ空軍、の戦闘機、爆撃機がひとたび、飛び立てば、17分 で決着がつく(北朝鮮は崩壊する)ということを言う韓国の退役将校がいるそうである。
つまり核施設がある北朝鮮の場所に、おさん、から飛び立って、17分で、行くということだそうだ。

だから正確なことは知らないが横田からだと、せいぜい30分で北朝鮮のエリアにはいってしまうわけであろう。
だから横田で働いているひとたちからすれば、「そこ」は前線に等しいわけであろう。

そういう、なつかしい、横田基地のそばにある「羽村市」に、フットサル場をつくるひとがいて、6月から、そこを運営するということになった。
そこで、元テニスコートというその場所を、見に行ったわけである。

38メーターに横幅17メーターの、人工芝ピッチ4面、なにより、クラブハウスが完備しているのが、よかった。

翌日は今度は、としまえんの夏季プールようの、更衣室を、7月8月以外の季節やはり、室内フィットサル場として、こちらは10月からオープンする予定の会 場視察である。
4面とったらぎりぎりなので、35メーターに18メーターを3面、よくわからないが、ピッチは、いた張り、というのが売りである。
いや、すばらしい施設である。
ここで商売「こけたら」それは、自分が商才ないぜっていうことだね、と思った。

としまえん、から、下高井戸の人工芝グラウンドに移動した、日曜日、日本学園は創価高校と総体、都大会、1回戦である、だからさいごの調整ゲームを暁星と 行う。

暁星は関東大会、ベスト8に残っているわけだが、過去2回練習試合やって、勝っていない。
負ける要素は全部、練習で「つぶしてある」ので、自滅はないだろう、との読み。

ここのところを、コーチのひとたちに説明すると、ラインでのつなぎ、に相手がプレスをかけてきたときに、4バックで、ことさらに、サイドバックに、ライン ぞいの「あがりのラン」を強制させる。
目的は、あがるサイドバックに、ひとり相手がついてくるところにある。

サイドバックのあがりに、ついてくる、相手が「どのポジションかは、相手のシステムによるのだが」だいたいは相手のハーフひとり、ということが多い。
つまり、相手のハーフ(のひとり)に前にかかってこないようにする、 そのうえで、ラインはこちらのハーフにつけるように、こちらのハーフをさがすが、あがっていくサイドバックのあけたスペースに、ストッパーがはいってくる ことで、もし、こちらのハーフにつけられなければ、そのまま、あがっていくサイドバックを走らせる、パスをストッパーは選択し、としてもつようにさせる。

その縦パスは、失敗したところで、相手のラインの裏へいくものだから、「よしと」している。 ただ問題はきょうも、縦に蹴ったはいいが、そのスペースにこちらのトップも「はいってくる」ということ、つまりトップとサイドバックがかぶる、というこ と。
後半、余裕があるなら、かぶるな、という話しもしたが、後半出した、トップまったく、1対1でただの1度もキープできないので、苦戦が始まった。

そのことを修正したい気持ちはなくて、
中盤に、相手が数を置いてきたので、1-0でいいこともあって、やりなれない、リアクション・サッカーをさせてみたわけである。

というのは、0-1で追いかけてくる、後半の、相手が、3バックでかつオフサイドをかける意志のもと、ライン統率をしてきたので、突破をトップに期待して も、やはりオフサイドにかかる、2列めからあがる、というような悠長なことやれないし、相手は、どんどん蹴り出すので、ひとつは、蹴る相手に間合いを「つ めやすく」するためにこちらも中盤に数をさいた。

もうひとつは、サイドバックが、思い切って、縦に行く意欲が出しやすいように、ラインから離れても4マイナス1=3、さらにボランチ、3人いれば、そのあ と逆襲くらっても「なんとか、なるだろう」という発想だが、肝心の守備からはいるハーフが、ボールへのつぶしに「はいる」迫り方に迫力をかいて、「さーな にをしてるの、こいつら」という、感想しかなかった。

前半は、じぶんたちから、危険なサッカーに行ってしまう場面は、たった1度で、ハーフのパス判断がまずかった。つまりそとから中へはいってきてしまって、 鼻白んだ。

暁星は高いところまでプレスかけてくるが、「そのことにばたばたしない」ように、こちらのラインは、しつけてある。

先述したように、1-0リードで後半、相手が3-5-2になってきたので、こちらはラインは4バックのまま、ボランチを3人置いて、カウンター依存の戦術 に切り替える。

そこがわからない選手ばかりでフラストレーションがあるのだが、目的は、0-1であがってくる、暁星の逆をとりたいだけのこと。

2-0になる場面もあったがそのまま、終った。

金儲けしたり、高校生にサッカー教えたり、忙しい日々だ。
創価戦は日曜日。
(この項終り)