選手の素質

2004年3月17日(水)

アンダー23は、山本監督「うかぬ顔」はなぜか?という問題がある。

国士舘の学生のころにくらべれば、白髪が増えた、苦労というかプレッシャーのほどがしのばれる。

対レバノン、レバノンの守備のでたらめさが、なければ、1-1で日本望みついえたかという危うさであったが、だれも祝福しない、大久保のノーマークヘッド でかろうじて2-1にしたのが、勝負の「あや」だろう。

その程度のレバノンにさえ、自信もってゴールをいれにいけない、というサッカーが、山本監督の限界?わからないが。

鳥栖で、松本育夫さんと、なぜか焼き鳥やで酒呑んでいて、そのときは、最初のオマーン戦をさかなにしていたのだが、だれが見ても「平山ひっこめろ」じゃな かったかと思う、ただし、よくあることだが、スター候補をスターに育てるために、「監督が自死するかもしらないが」「若い選手をこだわって、先発に出す」 ということはある。

平山、確かに逸材かもしれぬが、機能はしていない、それははっきりしている。

Verdy対磐田の試合も、赤坂のスポーツ・バーで見ていた。

アルデイレス、選手にやらせているサッカー見れば、日本通でもあろう、バカではないだろう、しかし、「どうして守備の中心を新人外国人選手にするのか?」 以下相川さんの素朴な疑問の数々、 どうして、米山は監督に逆らってまでも、藤田をマークという考えを徹底しなかったのか?
だって、藤田には何度も煮え湯を飲まされているでしょうに。
外からの攻撃で結局0-2にされた、藤田、右からヘッド、左からおしこみ、と実にきっちりと、磐田がいう「ポジションチェンジのサッカーをやっているじゃ ない」
高校生にも言っていることだが、例えばベンゲルが用いる、こちらから見ていても、よくわからない、ポジションのチェンジがある、しかしポジションをチェン ジする、最終的な目標は「なんだろうか」それはゴール前に「現われるはずのない、選手」が「現われる」ことだろうと、だから、ポジションチェンジの、目標 はチェンジすることで、「ゴール前に、はいってくる」ことだろうと。

では、高校生に問うが、「ゴール前にやってきて、で、君は、何をするのか」そこをまずはっきりしようじゃないかというわけだ。例えば2トップ同士が「呼吸 があっているので」「なにかゴール前でおもしろい、協働の動きをする」とする、そういう協働が「ないチームはいくらでもある」

マリノス見ていても、安・じょんふぁんと、久保のあいだに、「これはすごいぜ」という協働があるわけではない。

ここで2トップをスプリットさせるか?ユニットで動けというかの問題があるとかねがね、若いコーチにはそこを意識してくれと教えている。
かってにスプリット、かってにユニットじゃないだろうという話だ。

さてその問題はおいて、ゴールまえに極端な話だがストッパーが「でてきてもよいのだ」という理屈がポジションチェンジのサッカーだろう、そして、トップ同 士でもむずかしい、いわゆるコンビネーションをひとりのトップ「と」そのストッパーの「あいだで」見たいと言うのが、ポジションチェンジの最終目標だろう と思っている。

そこまで行かないと、「技術を前面に押し立てて、サッカーを」「やる」ということにならないだろう。

でVerdyは磐田のポジションチェンジのこと熟知しているわけで、なにを血迷ったのか、余計な守備策を採用して自滅してしまった。

水曜日の朝、小岩にある私学会館の人工芝グラウンドで、日本学園の1年生チームと暁星の1年生チームで試合をやって、そこで、3-4-3を試した。
そういうとき、最初は、何も、「どうこうサッカーをやれとはいわない」3トップは今のフラット全盛時代に、有効なことはわかっている。

Verdyが磐田の4フラットにどういう、フラット崩しを理屈のうえで、やろうとしているかを見ていたが、確かに「パスワークははやいが」磐田のラインの 前で、無意味に速いだけで、「それがどうちたの?」ってからかわれるだけだろう。

この理屈のうえで、という言い方を少し説明すれば、実際の戦闘は兵士の地力の差がでるのだろうが、理屈のうえでは、相手は「こうすれば崩れる」ということ を、考えるのが将軍の仕事であって、将軍が=監督であり、コーチだ。
理屈の上でははやいパス交換「から」そこで、磐田のラインの言って見れば「横への移動」が、ボールの走りに追いつかない、ということのようだが、実地で は、磐田のライン別にVerdyに、おたおたはしていなかった。

ということは、むろん、理屈が悪いのか?兵士の力がないのか?そこが問題になる。

15才の中学生がでてきたら、いきなり(ただし外から)磐田のバックが、突破されてしまったのにはたまげたが、それはよいことである。やっぱりサッカー は、攻撃じゃないのと、思ったからである。

はるばるカメルーンからやってきて、まだ、だれも知らない、チュミ(21才)というアンダー23のカメルーン代表のバックを鳥栖に連れて行ったのだが、そ の選手も「速い、速い」ただし彼は例えばラインをコントロールできるような、理屈をもっているか?

ひいていく、マーク相手をかならずしも深追いしないというような、古典的理屈は知っている、それで充分だろう。

日本でプレイできるようになれば、すくなくとも、トーリオよりは「上だ」よって、相川さん、鳥栖の社長にいった。

そしたら鳥栖の社長が、相川の発言の裏とりたかったんだろうね、松本さんではなくて、若いコーチにその評価を訊ねた、そうだ、そしたら若いコーチが「ま だ、荒けずりだが」とかなんとか言ったらしい、今度は、また社長がわたしに、その若いコーチの言葉をぶつけてきた。

まだ、若いころ、この選手が「どういう発展の道をたどるのか?」と訊ねられたとき、若すぎた、相川さん正直答えに苦労した。

選手が選手として誕生してから、選手として死ぬまでワンサイクルを経験して、はじめてコーチはある選手の発展かそれとも尻つぼみかを、いわば予言できるの ではないか。

同じことを社長に言った。
わかったかわからなかったか、知らないが、Jの社長も大変だろうね「いろいろなことをいろいろな人が言ってくる」それをどうやって、評価するのかね?

まあ、それはともかく、だれが見たって、こいつは「すごい」というやつはいるわけだ、それをいろいろテスト・ゲームに出して、こういう相手には弱いとか、 こういう状況では、精彩ないとか、それは修正、修正ということでやっていくわけだから、要は、最初のインパクトにきまっているじゃないかというのが、生涯 一コーチ、相川さんの意見である。
(この項終り)